愛と闘病の手紙


非売品

●著 者 有田 博司・有田 信子
サイズ A5版
ページ 78頁
発行日 H20年12月22日

 

 

【著者の言葉】
 昭和二十九年五月、私が五年間の療養生活を終えた時、公務員として働く妻が一家を支え、私は家で二児の面倒をみる日常生活となっていた。私は暇をみつけて、五年間の妻や知友からの手紙など整理しているうちに、これを原稿用紙に写し、文集を作ることを思いついた。それから半年ばかりのうちに、書きあがった原稿用紙が三百枚をこえた。
  これを年度別に編集し表紙をつけて綴じるわけだが、私は妻への感謝の気持を表すため妻との往復書簡を主とすることにして、四冊の文集が出来上がった。標題は「愛と闘病の手紙」と決めた。
  その後、この文集は誰の眼にもふれず、日記やノート類と一緒に箱詰となって私の身近にあった。私は今年八十八歳となり、八十五歳の妻の生気の衰えを気にしている。この度息子が出版した一書が契機となって、古い原稿に日の目を見させる気持になった。

 

 



この書籍は2009年10月02日(金)に登録されました。

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