亡き母に捧ぐ 安らぎとはげましの絵手紙


非売品

●著 者 大和 基美子
サイズ A5版
ページ 220頁
発行日 H18年4月吉日

 

 

【著者の言葉】
長寿が自慢であった母も晩年はすっかり体力も衰え、寝たきりの生活になった。遠く離れている私に出来ることはないか、といろいろ考えていたが、当時“下手でよい”“下手がよい”のキャッチフレーズで絵手紙が流行しはじめた頃であったので、これなら病床の母に四季折々の様子を伝えられると思い、絵手紙を書いて送ることにした。それから毎日、筆と絵具にむかう日々が始まった。雨の日も風の日もポストの前に立ちました。 たいして上手な絵ではなくても、私の気持ちが少しでも母に通ればとの一念で書き続けましたが、兄嫁から「おばあちゃん、楽しみにしているよ」との話を聞き、感激のあまり胸の熱くなる思いでした。 平成十一年、九十六歳で永眠するまで、五百十七日間書き続けた絵手紙を、自分の記録としてその一部を冊子にまとめました。 “天国に住所があらば送りたき    母に宛てたる絵手紙のあり”     大和基美子

 



この書籍は2009年10月12日(月)に登録されました。

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