南吉のやなべ


非売品

●著 者 小栗 大造
サイズ A5版
ページ 176頁
発行日 H20.8月吉日

 

 

【著者の言葉】
 ワシの家内は南吉の家の隣りで生れ育ったンで南吉のことやその家のことはよう知っトル、ワシもよう聞いトル、本にも書いたように書いチャイカンコトは心得トル。  南吉もワシもこのヤナベで育った、その頃のヤナベを今ワシが書かんと消えてしまうがナ、そのついでに自分のことも書き残すことにした、おはずかしい次第、それにつれて矢勝川の彼岸花のことも、長い間ボツボツやればナントカ出来るモンダと、全国から励しの手紙を頂く、本の表紙はハンの木の花房で書いた。今二月誰も知らないハンの木の花房が垂れている、目立たんので誰も知らんドル、それがまたうれしい、今ワシは九十一になった。百までは序ノ口、毎日冬でも矢勝川へ出かけ彼岸花の手入れを仲間とヤットル、人生さまざま、こんなところダンナ、失礼。

 



この書籍は2009年10月02日(金)に登録されました。

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