武豊線物語 本冊


非売品

●著 者 市野 忠士
サイズ B5版
ページ 135頁
発行日 H20.7月吉日

 

 

【著者の言葉】
 C11265号蒸気機関車が乙川から半田駅横に移転して来ました。そして、鉄道資料館が蒸気機関車の前に建設されました。JRが高架化されるまでの仮設の建物ですが、5月24日に無事開館しました。  それにあわせて、C11265蒸気機関車保存会の河合由平さんから、武豊線物語の物語集を書いてくれるように頼まれました。膨大な資料を貸与されて、それをいかに、鉄道マニアでない人達でも分かるように書いてみました。  明治19年に武豊線が建設されたのは偶然ではありません。この地方には古くからの豊かな産業があり、繁栄していた場所です。  地理的歴史的な条件を長々と記しました。この地区は他に負けないだけの条件と先祖の努力があったから建設できたのです。  また半田駅の資料の中には、昭和19・20年の終戦間近の統計も残っていました。武豊駅には名鉄河和線ができる前の、観光地としての南知多の状態が記されていました。それら、貴重な資料を載せてあります。鉄道マニアにとっては、やや物足りない内容かと思いますが、鉄道の研究をする方は、ぜひ資料館を訪れて調べてください。  皆さんが武豊線とともにこの知多半島のことをより多く知っていただける手がかりになれば幸いと思います。  JR武豊線が、名古屋都市圏の重要な鉄道網の一部分となってより便利になり、皆さんの利用が増えることを期待します。

 



この書籍は2009年10月02日(金)に登録されました。

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